NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
再生可能エネルギーの創出が叫ばれています。
再生可能エネルギーの普及には、”不安定な出力” に対するインフラの整備が不可欠です。
インフラ整備の重要な一つが、「蓄電技術」 と言われています。
■ 鉛蓄電池
古い歴史と技術に裏打ちされた蓄電池であるが、大きさと重量が欠点である。
■ ナトリウム硫黄(Nas)電池
低コストで蓄電容量も大きく、風力発電の出力平滑化などの活用、動作温度が300度と高く、家庭には向かない。
パソコンなどに広く使われており、その大型は家庭用蓄電池に利用されている。蓄電容量が大きいため、プラインハイブリッド車にも使われ始めている。
キャパシタ (電気二重層キャパシタ) と言われる物理的に電気をためる機器と、リチウムイオン電池を組み合わたもので充放電速度やエネルギー密度に優れ、寿命も長く、メガソーラーの蓄電システムに期待されているという。
再生可能エネルギーの発電設備と蓄電設備を組み合わせて導入すれば、電力会社からの電気が遮断されても、一日中生活に必要な電気を使うことができる。
既に、リチウムイオン電池を使った家庭用蓄電システムが家電メーカーから売り出されるなど、小型蓄電装置の開発とその普及が大いに期待されます。
蓄電技術の発達に伴い、再生可能エネルギーにも弾みがついていきます。