ノーベル化学賞 吉野 彰さん受賞に寄せて

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。

 

今日 (10月9日 水) は、夕方から、ノーベル化学賞に、吉野 彰さんが輝き、その受賞のニュースで日本全国が喜びで沸き上がりました。

 

嬉しいかぎりです。

 

リチウムイオン電池は、スマートフォンから自動車まで、あらゆる場面で使われています。

 

吉野 彰氏が実用化した後、デジタルビデオカメラに、その後は、ノートパソコンやスマートフォンといった携帯機器を中心に搭載されました。

 

最近は電気自動車(EV)プラグインハイブリッド車(PHV)に、また太陽光発電で生み出した電気を蓄える用途でも需要が拡大しています。

 

地球温暖化防止や省エネという環境維持改善にはなくてはならない技術であり、再生可能エネルギーの蓄電には、リチウムイオン電池に期待するところ極めて大である。

 

今日の吉野さんのインタビューで、リチウムイオン電池は、ただ製品に組み込むということだけではなく、例えば交通の世界では、無人電気自動車が自由に走り、シェアという仕組みと結びつき、世の中を大きく変えて行くことになるという。

 

リチウムイオン電池は、技術もその発展性もまだまだ道半ばだという。

 

経済的にも、実入りはこれからだという。

 

是非、環境問題の解決に向けて、大いなる発展を期してもらいたい。