NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー・まちと交通分科会」 です。
12月1日号 静岡県広報誌 「県民だより 12月号」 の2頁 「ふじのくに新エネルギー等導入倍増プラン」 の記事を興味深く読みました。
県は、平成23年度に5.3%であった新エネルギーの導入率を今後10年間で10%以上に倍増するという。
■ 新エネルギーのうち、「太陽光発電」 は、平成32年までに30万キロワットという導入目標を大幅に前倒しして達成し、今後は平成29年度までに100万キロワットという新目標に向かってチャレンジするという。
■ 次に、これまで新エネルギーの中でも扱いが低かった、「小水力発電」 が2番目に上げられています。
島田市の国営事業 「伊太発電所」 に続いて、掛川市・菊川市・島田市の3ヶ所で県の事業として発電所の建設を着手し、平成27年度に運転開始するという。
■ 次いで、「バイオマスエネルギー」 と 「風力発電」 などが続いています。
島田市では現在、「総合計画・後期基本計画」 の策定に向けて、「審議会」 や、「ゆめ・みらい百人会議」 が進行しています。
この中には、「太陽光発電」 と 「小水力発電」 は大きく取り上げられていく事でしょう。
大井川用水の起点を擁する島田市は、市内の至るところを用水路が流れ、周辺市町村に水を供給しています。
用水路の幹線は、常に管理された水が豊富に流れており、安定的な発電が期待されます。
先ずは、緊急避難場所の横を流れる用水路 (幹線) を使って、緊急電源の確保をし、いざという時の市民の携帯電話の充電や、電気自動車の充電、街路灯の点灯などに活用し、市民の意識の向上を目指すモデルケースを作り上げたい。