元日の新聞特集を読んで思うこと

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


正月も2日が過ぎようとしています。


元日に届いた新聞とその膨大な特集・広告を漸く読み終わりました。


誰かが懸命に書いていると思います。それを読まないでごみとして捨てるのは余りにも勿体ないです。


その多くは、産業・経済、健康・福祉、安心・安全、環境・文化などなど今年の世情を訴求した情報ばかりです。


正月特集だけに、期待感を持たせる記事が多いが、リスクや不安感を抱かせるものもかなりある。


その中でやはり一番気になるのが、「日本の人口自然減」 の問題であろう。


日本の人口は、2005年に初めて自然減に転じたという。


その後、2006年は自然増となったが、また翌年から自然減に転じ、どうやら昨年2013年は、過去最大の24万人の自然減に達したという。


島田市の2倍の人間がいなくなったに等しい。


人口自然減に陥った国や県や市は、衰退してゆく。


島田市は、現在、総合計画・後期基本計画案の策定をしています。


計画の背景にある、市の想定数値を見ると、人口減・世帯減・子ども減・若者減、その逆に財政難、高齢化社会耕作放棄地増などで、考えている施策案も縮小均衡ばかりである。


国全体がそうであっても、地域はやり方によって活性化できる。


数値がそうでも、島田市の人口自然減は防げるし、市民の意識向上でできると確信します。


今回の、「ゆめみらい百人会議」 に応募した150人余り、(最終112人)、やる気のある人は多いのです。気力旺盛な人が揃っています。


それを活用する事が新市政だと思います。ヒントもここにあると思います。


市民と一緒に魅力ある市を作ることによって、市民が子どもを作るようになるし、他の地域からも呼び込むことができます。


市民と本当に心を合わせてそれをやることです。


元日の新聞を読んでいて、その実感を改めて感じました。