NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
ごみ問題は、市政の中の最重要問題です。
ごみの総量は、統計値として、どこの市町村でも把握しています。
その内、資源ごみの量と、お金に変えている金額も掴まれています。
残ったごみの多くは、焼却しているのですが、その量と、かかっているコストや残渣の埋立て費も掴まれています。
従って、横並びの比較や、問題点の抽出ができます。
資源ごみの分別収集は、全国どこの市町村でも多かれ少なかれ実施し、その量の差は徹底的にやっているかどうかの差である。燃えるごみの中に資源ごみが含まれていないかどうかの差なのである。
またお金に変える時、本当に高売りできているかどうか、常に資源ごとの相場を研究して徹底的に高売りしているなど厳しい管理をしている市町村もありその単価の比較もできる。
一方、燃えるごみ (主に生ごみ) は、燃やす前の資源化の徹底が重要です。
■ 先ずは、生ごみの水切り運動を市民に徹底させる。
■ 次に、燃えるごみの中の更なる資源化 (衣類・雑紙など) の徹底
■ 次に、自家処理のできる市民や事業者を結集して 「自家堆肥化」 もしくは 「飼料化」 を計りその仲間を増やし量を拡大する。
■ 世の中にある、消えるごみコンポストを研究し、その最も良いものを選んで普及させる。
■ どうしても燃やさなければならないごみは焼却するわけですが、市による、モデル地区の生ごみ分別収集システム (収集→堆肥・飼料のブランド化) を確立させ、循環型のしくみをつくる。
これらにより、資源ごみを徹底的にお金に変え、一方で燃えるごみを徹底的に削減して燃焼にかかっているコストを削減し、財政に寄与させることである。
他方、何とか現在の埋立地を工夫して使っていき、新しい埋立地の用意をしなくても良いようにする。
今年は、生ごみの研究・検討の再スタートの年としたいものだ。
「島田市 ゆめ・みらい百人会議 F分科会」 ではこの問題をテーマアップしました。
昨日の、「しまだ環境ひろば」 の新年度事業計画会議でも研究・検討することになりました。