「小水力発電勉強会」 その2

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー事業担当」 です。


日本は、”人口減少” で悩んでいますが、世界は、発展途上国を中心に人口は増加し、エネルギーの消費は止まるところを知らない。


エネルギー増加の多くは、温暖化ガス排出量の増加の原因になっている、”化石燃料” です。


地球温暖化による弊害は、温度上昇や異常気象となって現れており、それがもたらす諸々の生態系の変化は、毎日のように新聞やテレビを賑わしています。


一方、原発問題は、即廃止か、近い将来廃止かは別として、原発をなくしていく方向は、国民のコンセンサスになってきています。


今、原発は一基も動いていませんが、それをカバーしているのは、火力発電所のフル稼働です。


古い火力発電所の燃料は、”化石燃料=石炭・石油” です。


短期的には、仕方ないが、二酸化炭素の垂れ流しは許されません。


今のままで良いわけがない。


原発問題と、再生可能エネルギー創出拡大はセットであるべきであるが、「太陽光発電」はともかくとして、「小水力発電」 や 「風力発電」、「地熱発電」 の動きは鈍い。


もっと国民が、”再生可能エネルギーの創出” について関心を抱き、意識を盛り上げて、この推進に協力すべきと思います。


去る5月8日、「小水力勉強会」 でも、市民の意識の盛り上がりに欠けることが話題となりました。


国民意識の向上や、ムードの盛り上がりに欠けるので、”水利権”などの規制緩和につながって来ないのである。


しまだ環境ひろばでは、「県の小水力発電協議会」 に入会したり、「市の小水力発電勉強会」 に参加したり、「島田市民百人会議」 で重要性を説いたり、会の主要活動に取り上げて頑張っています。


市民のみなさん、再生可能エネルギー創出の気運をもっと盛り上げましょう。


島田市にたくさん流れている、”大井川用水路を活用した小水力発電” に関心を持ちましょう。