NPO法人 しまだ環境ひろば 「市民環境塾 担当」 です。
しまだ環境ひろばでは、「島田市の循環型社会を考える会」 に賛同して、平成25年度 一年間、2つの活動をやってきました。
(1)ごみの分別とリサイクルに関する意識調査活動
(2)島田市の地域の環境教育活動 (小学生対象・島田市民対象)
先週、会員で手分けをして、協力者である関係各所 「島田市教育委員会」、「学校教育課」、「市内各小学校」、行政各課(広報課・環境課など) に、報告書を配布させて頂きました。
◆ 平成25年度 ごみの分別とリサイクルに関する意識調査報告書 1部
◆ 平成25年度 島田市の循環型社会を考える会 活動報告書
<児童・一般市民対象の環境教育活動報告> 1部
ご協力本当にありがとうございました。
ごみの分別とリサイクルに関する報告書の内容は、島田市民の90%以上が、ごみの分別に対して肯定的であると言えます。
あなたの家庭では、「ごみの分別に手間がかかっても、キチット分別すべきである」 ということについてどのようにお考えですか。という問いに対して、
A そう思う 38.2%
B ある程度そう思う 57.1%
「生ごみのリサイクルを目的として、仮に、生ごみと燃えるごみを分別することになった場合、あなたの家庭ではどの程度できますか」 の問いに対して、
A 生ごみと燃えるごみは分別できると思う 32.7%
B 生ごみと燃えるごみはある程度分別できると思う 50.4%
島田市民は、ごみの分別意識は高く、決まれば従うという従順性・柔軟性が窺われます。
今後、この調査報告書の活用を考えたい。
島田市では、生ごみを含めて燃えるごみの大半を溶融炉で焼却していますが、環境問題(二酸化炭素) や、経済性の問題(燃料費の高騰) の見地から、島田市民のごみに関する意識を活かした、今後のごみ行政のあり方が問われています。
一方、平成25年度の環境教育活動 (児童対象・一般市民対象) は、正直に言って、受講生が少なく、苦戦致しました。
学校は、ゆとり教育が無くなったこと、また県内小学校の学力低下問題で、環境教育の時間を充分取る余裕が無いこと、いずれにしても学校も児童も超多忙だという事です。
また、大人達も日々の生活に追われて、児童と一緒に環境教育に参加しようとする余裕もありません。
平成26年度は、これらを考えて、少し頻度を減らし、その分中身を充実させてやっていく予定です。
平成26年度もよろしくお願い致します。