ボランティアの品質は誰がキープしているのか。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


市民ボランティア団体だからと言って、仕事や、作品や、商品の、「品質」 や 「納期」 が、いい加減な事は許されません。


たかがボランティアだから、いいじゃん、という人がいますが甘い。


それは一般会員なら許されますが、もし役員クラスの大方が本気でそう思っている団体は早期に世の中から見放されます。


見放されないのは、役員の一部の人が、カバーしているからです。


市民ボランティアは、あくまで個人ですから、その人の都合の良いとき出動するのが基本です。無理強いはできません。


しかし、そういう人だけでは、「品質=出来映え」 と 「納期=期限」 は守れません。


それでは、市民ボランティア団体で、品質と納期を守っているのは誰かと言えば、それは役員や、リーダクラスであり、一般会員の間をつないでいるのです。


しかし、役員の中には、日常活動には、手足も動かさず、汗も流さないで、役員会 (理事会) の開催を迫り、会合だけ出てきて、いかにももっともらしい意見を言い、正当論を振りまき、会をかき混ぜる人がいる。



こういう人は、団体の中で浮き上がっている事に本人が気がついていないので始末が悪い。


過日、ボランティア団体の代表クラスが集まった会で、この話が話題に上がりもりあがりましたが、どこにも一人はいるらしい。


役員会で正当論を振りまく前に、役員の役割 (団体の品質と納期の遵守) を果してもらいたいものだ。


それができれば会の中で、尊敬を得られ、存在感を示す事ができ、役員会 (理事会) を迫って、正当論を言っても、許されるようになるのに本人はそれに気がつかない。


会社ならとっくに首を切られているのに、本当に困ったことだ。