生ごみ分別収集による堆肥化実証実験中間報告

NPO法人 しまだ環境ひろば 「生ごみの堆肥化実証実験と検証 担当」 です。


しまだ環境ひろばでは、「島田市まちづくり支援事業」 を活用して、生ごみの堆肥化方法の実証実験と検証」 を実施しています。


目的 (目指す方向) は、燃えるごみの減量です。


■ 5つの堆肥化実証実験装置生ごみを投入してます。(床材はそれぞれの方法で成分や量が違いますが、発酵を促進する素材です)


 ◇ 「さんさんボックス法」→ 専用の箱に床材を予め入れて、そこに生ごみを投入して軽く混ぜ、天日干しで自然一次発酵させ、更に二次発酵させて完塾堆肥にするもの。

 ◇ 「ぐん太君法」→ 床材と生ごみをほぼ同量でまぜ、それを専用の箱に保管して自然発酵させるもの。

 ◇ 「ピートモス法」→ 箱に床材を予め入れて、そこに生ごみを投入して軽く混ぜながら追加して自然発酵していくもの。

 ◇ 「剪定・生ごみ堆肥ブレンド法」→ 箱に予めブレンドした堆肥を入れて、そこに生ごみを軽く混ぜながら追加して自然発酵していくもの。

 ◇ 「キエーロ法」→ 専用の箱に予め黒土を入れて、そこに生ごみを投入して軽く混ぜて追加して、自然消化(生ごみが消える)させるもの。


週二回 (月・金)、生ごみの分別協力世帯から、収集し、5つの処理装置に投入・観察・記録をし始めました。


「剪定・生ごみ堆肥ブレンド法は、水分多発、虫の大量発生で断念し、堆肥のブレンドをやめて、剪定堆肥のみの方法に切り替えて再開を予定しています。


他の方法は、概ね順調です。


■ 床材と生ごみが概ね同量の場合は、大変良好であること。

■ 発酵を促す良好な ”土” が混ざっている床材を使っている方法は、大変良好で、”土” の存在は、良好な堆肥を作るには欠かせない。

■ 適度な温度、湿度(乾燥気味) を保てば虫はわかない。


などがわかってきました。


実証実験は、9月末までの3ヶ月間。


結果は、来る10月18日(土) 島田市 「くらし・消費・環境展 2014」 で展示したい、と考えています。


頑張ろう ! !


また、報告します。

写真は、実験現場の今日の様子です。