NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。
世界各地で、過去に記録がない、異常気象や大災害が勃発しています。
日本でも、広島市の土砂災害は、死者・不明者を合算すると、80人を超える大災害です。
国連気候変動枠組み条約締約国会議は、今、世界各地で起こっている 「異常気象」 と 「地球温暖化」 との因果関係を認め、世界に向けて警鐘を鳴らしています。
長く停滞していた、地球温暖化をめぐる国際交渉が前進する気配が強くなってきました。
9月23日には、ニューヨークで、国連の首脳会議で世界各国の具体的取組の表明があるとのこと。
腰の重かった、米国や中国が、自国をはじめ世界各地で起こっている大災害を見過ごすことができなくなり、”温暖化ガス排出削減目標” を発表しました。
世界の二大排出国が、前向きな姿勢を打ち出したことで、2015年末 (COP21 フランス パリ で開催) に期限を迎える国際合意が見えてきました。
日本では、東電福島第一原発事故以来、エネルギー政策が定まらず、目標設定もできていない。このままでは孤立化する恐れもある。
とにかく、全世界が一致して行動することが肝心で、漸く米国・中国が重い腰を上げたわけで、日本が足を引っ張ることは決して許されない。
国民も心してかからなければならない。