静岡地方検察庁の見学

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (9月19日 金) は、「静岡 生活情報交換会 9月例会」 に参加しました。


「静岡 生活情報交換会」 は、スタートは、某企業の定年退職者が、ボケ防止も含めて、”良い話を聞こう” と集まったのがきっかけですが、今では異業種の定年退職組も含めて、入会者が増えいつも盛況です。


過日、例会開催 通算50回に達し、これも偏に幹事さんのご努力のお蔭であり感謝したい。


今日のテーマは、静岡地方検察庁」 の見学でした。


講座の内容は、


(1)検察庁の役割    (2)裁判員制度DVD   (3)庁内施設見学  (4)検察官への質疑応答


講師は、日頃実際の検察職務に携わっている、検察広報官や担当検事でした。


話を聞いて、堅物の行政職員の印象は全くなく、すごく気さくで、ざっくばらんで、冗談もいい、予想外でした。


今日は、いろいろと勉強しました。


◆ 検察庁は、内閣の法務省に所属し、区検察庁地方検察庁高等検察庁最高検察庁がある。

◆ 検察庁は、検察官が犯罪を捜査し、刑事事件に関し裁判所に対して裁判を求め、裁判所に法の正当な適用を請求し、かつ裁判の執行を監督する仕事を担当している。


◆ 刑事事件では、警察で逮捕した被疑者は、48時間以内に全て検察庁に送致(送検)されてくる。

◆ 捜査は、警察官・検察官が行う。

◆ 捜査により、起訴・不起訴が決まり、起訴の場合は裁判所へ送られて、被疑者は被告人となる。

     * 起訴:検察官が訴えを起こす。
     * 被告人が有罪であることの立証責任はすべて検察官にある。


◆ 裁判で、刑が確定すれば、被告人は、受刑者となる。


今日は、証拠品倉庫や、検察官による取調室なども見学ができました。


取り調べ室は、可視化の設備も整い検察庁はこれからも可視化をしっかり実行していく方針だという。


今日は、日頃馴染みのない役所だけに、良い機会に恵まれて学習することができました。


また、検察庁で、これだけ詳しく、「裁判員制度」 の話を聞けたのも意外でした。


裁判員制度のPRは、検察広報官の役目だそうです。