生ごみの水分除去

NPO法人 しまだ環境ひろば 「ごみ 担当」 と 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばでは、「生ごみ堆肥化の普及活動と、生ごみの分別収集の調査・研究活動」 を、「しまだエコ活動」 に登録して活動しています。


島田市ゆめ・みらい百人会議」 にも、2名エントリーして、エコまち未来Projに所属して、この程スタートした「ごみの更なる減量化推進合同検討会」 で活動しています。


「ごみの更なる減量化推進合同検討会」 では、委員の自宅で、次の ”3つの実験” を開始しました。


生ごみの、80%は、”水分” と言われています。


 ■ 茶殻の分別による、水分除去前後の重量実験 (期間は一週間・毎日一日分の茶殻を翌日一日天日干し)

 ■ 調理くず (食べ残しではない・あくまで調理の際出る皮・芯・実など) の水分除去前後の重量実験 (期間は一週間・毎日一日分の調理くずを翌日一日間天日干し)

 ■ 雑紙 (新聞・雑誌・段ボールなど資源ごみを除く) の分別重量 (期間は二週間)


今日で、2日目ですが、驚きの結果が出ています。


 ■ 茶殻の重量は、50%削減

 ■ 調理くずの重量は、30%削減

 ■ 雑紙 (お菓子の箱・袋・封筒・資料など) の容量は、これまで丸めて燃える袋に入れていた容量の30%くらいは削減できているのではないかと思う。一週間後に計量の予定。


島田市民は、溶融炉という優れ物の焼却センターで、何でもかんでも燃やしていますが、市民のちょっとした協力で、相当の燃料費と、運搬費の削減ができるのではないか。


実現までには、いろいろな問題や障害はあると思いますが、今回の実験結果は、「ごみの更なる減量化推進合同検討会」 の中で有効な活用を図りたい。


また、「島田市 まちづくり交付金」 を活用した 「生ごみの堆肥化実証実験と検証活動」 も終了し、大変興味深い結果が得られたので、この実験結果も有効に活用を図りたい。


頑張ろう!


写真は、生ごみ (茶殻・調理くず) の分別と天日干し及び、雑紙の分別実験の様子です。