市町村の諸施設のLED化進む

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


4月9日 (木) の日経新聞 35頁 静岡版のコラムに、「街路灯すべてLEDに」 のコラム記事が載りました。


記事は、浜松市が、2019年までの5年間に、市が管理する道路照明灯、約12500基をすべてLED (発光ダイオード) に切り替える。


全量をLEDに切り替えた場合のコスト削減効果を年間4800万円と見積もっているという。


更に、福岡市などもLED照明への全面切り替えを進めている。


また、藤枝市が、市が管理する全ての道路照明灯を、LED照明に切り替える工事を完了させたという。


島田市では、平成25年度、市役所本庁舎の、玄関ホール (11基) ・ 1F・2F (270基) の工事を完了し、順次拡大していく計画である。


全国の市町村で、庁舎や関連施設、街路灯や防犯灯のLED化が進んでいます。


環境省では平成24年度の補正予算から小規模地方公共団体を対象に 「地域における街路灯等へのLED照明導入促進事業」 をスタートし、その普及促進に力を入れています。


同促進事業は、市町村が街路灯のLED化を図る際に、その計画から設置までを支援する事業で、すでに多くの自治体を採択し、従来の蛍光灯や水銀灯からLEDへの切り替えを進めています。


小規模地方公共団体とは、政令指定都市特例市などを除く人口25万人未満の地方公共団体のことで、街路灯のLED化に強い関心を持っているものの予算規模から計上しにくい市町村の導入ニーズの吸収を狙うものだという。


先ずは、公共施設や、道路照明灯からLEDに全面切り替えし、並行して、一般家庭のLED化を勧め、できる限り早期に全面LEDの世界にしたいものだ。


何しろ、照明時間の節約をしなくても、8割の電気が節約できるわけですから。