NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。
燃料電池車 (究極のエコカー) の燃料となる、水素に関する話題が尽きない。
水素は、地球上に無尽蔵に存在するが、単独では存在しない。
水素を取り出す方法として代表的方法は、水の分解がありますが、その電源は、今は、化石燃料である。
石炭を高圧でガスにして取り出す方法、化石燃料に水蒸気を反応させて取り出す方法などもありますが、いずれも製造過程で多くの二酸化炭素が出ます。
再生可能エネルギーを電源として、水の分解をして水素を取り出すことが最良でありますが、まだその創出量は少ない。
水素の最大の利点は、高圧で貯蔵すれば大量にためられることです。
水素充填スタンド建設や、燃料電池車の水素充填タンク搭載 (ガソリン並みの走行距離) などの面での規制緩和
も急ピッチで進んでいます。
今年度末にフランスのパリで開催される、「第21回 国連気候変動枠組み条約締約国会議=COP21」では、2020年以降の温暖化ガス排出量削減目標の合意がされる予定になっています。
水素社会の到来も重大なカギを握っています。