脱炭素、すごい時代がやってくる!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

この一年、地球温暖化防止に向けて世界の各国から、「2050年までに温暖化ガス排出量実質ゼロ」が打ち出され、あらゆる分野で実現のための研究開発や投資が一気に進み出しました。

 

今日(3月28日 日)の日経新聞朝刊 26頁に、「無線送電さよなら充電 電源から解放EV給電も」の記事が載り、興味深く読みました。

 

記事は、電気は電線で伝わるという常識が崩れ、「空を乱れ飛ぶ時代がやってくる」、「翼を得た電気を受け取れば、電気自動車(EV)はどこまでも走れるようになり、パソコンは電池切れを気にせず使える」と書き出しています。

 

いわゆる電波に乗せて電気を送る「無線送電技術」だそうだ。

 

電気自動車の普及で走行中充電が、ドローンは飛行中充電が、すごい時代が来そうだ。

 

新聞やスマホやテレビの、「脱炭素=カーボンゼロ」情報を集めていると、次のような文字が毎日のように踊っている。

 

 ■ 大気中の二酸化炭素(CO₂)を回収する技術で、大気から直接補促するか、火力発電所などから回収・貯蔵する方法がある。

 ■ 燃やしてもCO₂を出さないアンモニアを脱炭素の切り札として使う技術。

 ■ 洋上風力発電技術

 ■ 水素発電技術(再エネを使って水を電気分解化石燃料から水素を取り出しCO₂を貯蔵する方法がある)

 ■ 海水から水素を作る技術

 ■ 電気・製鉄・製紙など製造各社が脱炭素を目指して大型投資を始めている。

 ■ 再エネを蓄電する次世代太陽電池や蓄電池の開発技術

 

実現が見えている技術もあるが、まだまだ夢のような技術もあり莫大な投資を伴い、

産業革命に匹敵する大改革だそうだ。

 

こうした大きな流れの中で、私たちの暮らしも大きく変わって行きますが、市民のやるべきことは地に足を付けた省エネや省資源対策だ。

 

暮らしの中には無駄や勿体ないことがいっぱいある。

 

便利さを享受することと、無駄の排除は両立するものです。

 

そういう小さな活動が底辺にあって、大改革がある。

 

先ずは、家庭ごみの削減、エネルギー(燃料・電気など)の節約、地産地消など身近なことから始めてみよう!