島田市役所の「地域創生」関連部門を訪問

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、自然の保全や、人の手が入った里山づくりは大きな関心ごとです。


今、島田市相賀地区では、「相賀の里を良くする会 通称:満天星の会」 が立ち上がり、美しい自然を維持しつつ、過疎化現象として出てきた、耕作放棄地や空き家を活用した、地域活性化を進めようとしています。


今日 (7月7日 火 AM) は、この4月に新しい組織がスタートした島田市役所の担当部門を、地域活性化の情報収集を目的として訪問しました。


新しい組織は、染谷市政 3年目、市長戦略部 戦略推進課を始め、市長が所信表明で打ち出した、「市民参加によるまちづくり」 をいよいよ実行に移すための部署 「地域づくり課」 「協働推進課」 などが、名を連ねています。


突然の訪問にも拘わらず、どこの部署も、「相賀を良くするための計画」 を良く聞いてくれて、いろいろとアドバイスをもらいました。


先ず、地方創生に関する施策立案・調整を担当する 「市長戦略部 戦略推進課」 を尋ねました。


過日、同課が公募した、 「まち・ひと・しごと 地方創生に関する提案」 に、「相賀の里づくり提案書」 を提出してあったのですが、昨日、関係部署を招集して、その支援策を話し合ってくれたという。


その話を聞いて、すっかり感動してしまいました。


新しい市政になって、本当に市役所の対応や意識 (市民参加による協働のまちづくり) が大きく旋回を始めたのではないか、これまでは半信半疑でしたがその話を聞いて改めて新しい市政の意気込みを感じました。


さて、今年秋までにまとめるという地方創生 (人口急減・しごとづくりなど) の話を承りました。


政府が提唱している 「地方創生予算」 のハードルはかなり高そうで、先ずは既存の仕組みを活用して、できるところから手を付けるよう心強いアドバイスを受けました。


既存の仕組みの活用については、昨日、関係各課と打合せ済みだという。 本当に有難い。


次いで、地域振興を担当する 「地域づくり課」 を訪れて、空き家MAPづくりと、空き家バンクの制度活用について説明を受け、相賀地区の空き家の活用について協力を頂くことになりました。


次いで、「観光課」 を訪問し、どうだん原〜後畑 (うしろばた) に通じる 山道 (ハイキングコース) の整備について相談に乗って頂くことになりました。


次に 「農林課」 を訪問し、耕作放棄地 (山林・農地) の再生事業について説明を受けました。


次いで、耕作放棄地MAPや、空き家MAPづくりのための、相賀地区全域の地図の提供を受けました。 この地図上に、現状の耕作放棄地と、空き家と地主を明記することができます。


今後の耕作放棄地や空き家の予備軍も予測して記入できます。 


最後に、NPO自治会支援を担当する、「協働推進課」 を訪問しました。


まちづくり支援として、新しい活動や事業の支援は、しっかり応援したいとのこと。


今回の、「相賀を良くする計画」 についても検討願うことになりました。


今日は、庁内各課を訪問をしましたが、これまでの箱物づくりの市政から、地味でも、「市民と協働で地域に根差したまちづくり」 をやって行こうとする熱意・情熱が強く感じられて心強く市役所をあとにしました。


さあ、具体化に向けて頑張ろう !