NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
しまだ環境ひろばは、環境保全活動を通して、島田市相賀の里で立ち上がった、「相賀の里を良くする会」 を支援しています。
相賀の里を良くする会は、過疎化が進む相賀地区の活性化を目指して、地元や、周辺及び都市の有識者が、地元の良さに惚れ込んで、今ならまだ間に合うと、まち起こしを立ち上げたものです。
地域起こしは、「杏子の郷づくり」 と、地域にある耕作放棄地の再生や、空き家の活用などの活動から始まっています。
何んとか、地域にある財産を使って、自力で事業を立ち上げようと頑張っている今日この頃です。
今日 (7月20日 金 AM) は、「生活情報交換会 7月例会」 に、会員 2名と参加しました。
生活情報交換会は、月一回、良い話を聞こうと、某企業のリタイヤ―組や、その友人・知人が集まって、この数年で会員数も70名を数え、講演会開催も100回を超えました。
今日は、(社)法人 モリス という団体を立上げた、清水光弘 氏の講演でした。
「相賀の里を良くする会」 が、村おこしを目的に、地域にある財産 (耕作放棄地や古民家の空き家利用や農作物) を活用して、何とか自力で賑わいのあるまちづくりを目指しているのに対して、(社)法人 モリスさんは、その周辺や背後に、素晴らしい支援団体や関連団体と連携・協働しています。
すなわち、販売や流通の要、 「流通センター」 の協力や、周辺には、児童養護施設・子供病院など福祉施設もあり、またその道のプロの協力もあって、着実に具体的に事業を拡大しています。
素晴らしいことです。
「相賀の里を良くする会」 も、設立以来3年間、懸命に自力で事業化を目指して来ましたが、地元にある財産だけでは如何ともしがたいことも分かってきました。
事業の素材は、(社)モリスさんも、相賀の里を良くする会も、地元の産物であることは変わりません。
明らかに、周辺や背後の支援者が違います。
また、事業には資金が必要である事は、自明の理です。
少なくとも半分は、安定した固定的収入が必要です。
(社) 法人 モリス さんは、そこをしっかりとやっておられる。
今日は良い勉強をしました。
同伴した、相賀の里を良くする会の、「杏子の郷づくり」 の責任者 Hさんと、これからの事を議論しながら帰路につきました。
(社)法人 モリス 代表者 清水さん、今日は本当に貴重なお話をありがとうございました。