目指せ、「再エネ日本一 島田市」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


今日 (8月29日 土) 日経新聞 朝刊 15頁に 「製紙大手、売電で稼ぐ」 の記事が掲載されました。


島田市の、「特殊東海製紙」 さんは、3月に売電事業に本格的に参入し、16年3月期は、全体営業利益37億円中で、12億円を売電で上げるという。


製紙メーカーは、元々大量の電気を使うので、自家発電設備を持っており、特殊東海製紙さんも、所内のバイオ発電や、大井川用水を使った 「赤松発電所」 を擁しています。


5つの再生可能エネルギーによる発電は、国の 「固定価格買い取り制度」 により、有利な価格で全量売電の道 (電力会社が買い取る) が開けています。


さて、島田市は、「特殊東海製紙」 さんの発電の他に、


 ■ 田代環境プラザ (ごみの焼却場=溶融炉) のバイオ発電所

 ■ 伊太 (小水力) 発電所

 ■ 田代 ソーラーパーク しまだ (メガソーラー)

 ■ 市内小中学校へ設置の太陽光・風力発電所

 ■ 太陽エネルギー利用設備導入助成利用者発電


があり、これらを足し算すると、市内全体電力使用量 (791,007MWh/年) に占める再エネ導入比率は20%を大きく超え、全国や県レベルの平均値を大きく超えているという。


島田市は、日照時間と、大井川用水に恵まれており、まだまだ再生可能エネルギー (太陽光発電・小水力発電) 創出はこれからである。


是非、市民・事業者・行政を挙げて、「再生可能エネルギー日本一」 を目指したいものです。