役員の使命

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、平成15年8月に創立した市民環境活動団体です。


平成15年4月に発令された、「島田市 第一次環境基本計画」 策定時に集められた 「市民環境百人会議」 が、使命を終えて一旦解散し、改めて結成されたのが 「しまだ環境ひろば」 です。


去る 平成24年5月、NPO法人して再出発し、今日に至っています。


平成25年4月には、「島田市 第二次 環境基本計画」 が施行されましたが、これにも関与してきました。


従って、活動を始めてから12年になります。


島田市環境基本計画」 は、① 自然環境 ② 生活環境 ③ 資源循環 ④ 地球環境 ⑤ 環境教育・環境保全活動 の全環境分野 (5分野) にわたって、望ましい環境像と、それを実現するための目標とその取組に渡って書かれています。


しまだ環境ひろばは、どれかの分野に特化することなく、5つの分野に、それぞれの事業を配置して、全方位の活動をしています。


この12年間で、会員の殆どが入れ替わりましたが、会員数の減少と高齢化、それに何といっても後継者難が悩みです。


ボランティアの市民活動団体とは言え、先細りは許されませんが、会員の中にはそれを良しとする人もいます。


これまでの会員の頑張りで、幸い短期間の運転資金には事欠きませんが、いくらボランティアと言っても、資金がなくては経営が成り立ちません。


収入がなければ、手持ち資金はどんどん減ります。


減ればいつしか、運転資金に困り、活動に支障が出てきます。


従って、少なくとも減らさないようにするのが、役員の使命です。


資金は使い果たしてそれで会を終われば良いという会員がいますが、相容れません。


なくとも、次の後継者が見つかるまで頑張って、健全の形で後を託したいものです。


ボランティア団体と言えども、経営を任された以上、それが普通の役員の考え方だと思うのですが。