「地域社会貢献活動」の後継者は、60歳代です。
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
先週の土曜日 (2月13日) の、「しまだ環境ひろば の2月度定例会」 で、”市民活動への若者の参加の少なさ” が話題になりました。
確かに、行政の各種会合でも、市民活動のイベントでも、高齢者ばかりで、若者の参加が極めて少ない。
「第一次 島田市ゆめ・みらい百人会議」 に集まった112名のうち、60歳代が、38.4% 70歳代が、14.3% 80歳代が、1.8%と、60代以上の高齢者が、55%を占めました。
確かに、若いころの自分を考えた時、”市民活動への参加” など思ったこともなかったわけで、現在の若者も、激しい企業生存競争に追われてそれどころではない。
従って、日常の市民活動に、若者の参加を期待するのは無理だと思う。
「第二次 環境基本計画書」 策定時に 「市民環境会議」 委員が公募されたが、そこに集まった25名中、半分くらいは、「若者」 でした。
この時集まった若者は、事業者のトップが、言わば 「若い社員の訓練の場」 として捉えて、「市民環境会議」 にエントリーさせたものだ。
自己紹介で、「会社から行って来い」 と言われたと、正直に話していましたが、若者の参加は、こうした事業者の配慮によるのも一つの方法だと思います。
若いころの経験は貴重であり、会社や団体をリターヤーして、地域社会貢献活動に入っていくきっかけになる。
それにしても、最近の、「市民活動団体の、会員の高齢化」 は、すさまじく、また後継者がいない。
その反面、「グランドゴルフ人口」 は、びっくりするような勢いで伸びています。
企業戦士を卒業して、「グランドゴルフ」 に没頭する気持ちは分かるが、2〜3年したら、地域社会貢献活動に入って来てもらいたいものです。
今、地域社会貢献活動は、やることがいっぱいです。
「自主 自立・自助 共助」 のできる人づくりは、これからの地域社会の一大仕事です。
これから、どんどん、人口が減る中で、現状レベルの行政サービスを続けることは出来ない事は明白です。
今、地域社会活動は、70歳代ばかりになって来てしまったが、その後継者は、若者ではなく、60歳代だと思う。
グランドゴルフと、地域社会貢献活動と、両立させればできることです。
時間はいっぱいある。 是非考えてもらいたい。