「信州千曲市・あんずの里」の視察

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、まだ個人的レベルながら、昨年10月に立ち上がった、「相賀の里を良くする会」 の事務局入りをして、支援しています。


市民環境団体の、「NPO法人 しまだ環境ひろば」 と、「相賀の里を良くする会」 が、連携して地域の活性化に取り組むことは、地域にとって極めて有意義なことです。


その分野で専門知識や多くの経験をしているNPO法人と、地域のことを知りつくしている自治会やコミュニティとのコラボは、大きな力を発揮します。


さて、昨日、一昨日の2日間、「あんずの里 信州 千曲市 の 「あんずまつり」 を視察しました。


目的は、相賀地区 杏子の里づくりの勉強です。


「杏子の里観光会館」 の周辺一帯 2km四方は、まさに、杏子 (あんず) の桃源郷 です。 丁度、花は満開でした。


この地区の杏子とのゆかりは、四国の宇和島 伊達家のお姫様が、御嫁入で持ってきた杏子の種が始まりで、その後長年をかけてここまで持ってきたという。


品種改良や、地域全域に広めた努力は並大抵ではできない。


また杏子は、日持ちがしないので、即日加工の体制がなければ成り立たない。


そうしたハードルがたくさんある中で、そういう体制を確立した努力は他を寄せ付けない。


りんごや、ブドウや、イチゴのように、どこにもあるものではない。


反面、そういう、他が真似ができないところが、ポピュラーになれない要因でもある。


栽培する限りは、相当の努力が必要だ。


さて、2日目は、「長野県農業関係試験場」 の圃場を見学しました。


圃場には、りんごを中心に、モモ・スモモ・杏子等が種々な方法で栽培研究されていました。


その中で、特に時間をかけて、「杏子」 の勉強をしました。


説明係員は、本当に親切に教えてくれました。 感謝! 感謝 ! です。


聞けば聞くほど難しい果樹であることがわかりました。


さあ、今回の勉強会を踏み台にして、これから苦労が始まります。


写真は、杏子の里 「長野県 千曲市」 の 「あんず まつり」 でした。