NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
一昨日 (平成28年4月28日)、 「島田市まちづくり支援事業交付金事業」 が大きく変わり、その内容と、5月2日からの募集要項が、ホームページに掲載されました。
主な変更内容は、
■ 交付事業の内容、金額、回数が、3段階 (ホップ・ステップ・ジャンプ) に分かれたこと。
■ ホップ段階の上限は、10万円 (対象事業費の2/3以内) 回数は2回まで
■ ステップ段階の上限は、30万円 (対象事業費の2/3以内) 回数は2回まで
■ ジャンプ段階の上限は、50万 (対象事業費の1/2以内) 回数は2回まで
変更の目的は定かではないが、
■ これまで、本制度を利用して種々な事業に資金が注ぎこまれたが、イベント開催のみが多かった。
■ 本気で取り組むには、交付金の上限が小さすぎた。 などが要因と思われます。
要は、市民活動団体の活動を育てようという試みだと思う。
これらを勘案した結果が、今回の改定制度である。
将来展望を持って、事業展開を考えている団体は、かなり有意義に捉えていると思う。
しかし、一方で、お祭りやイベントのみで考えている団体は、使い勝手が悪い。
また、自己資金を持たない、その日暮らしの団体は、交付金の出る割合が、事業費の2/3以内と決めれれているので手が出ない。
今回は、初年度だから、全ての団体が、ホップからのスタートだという。
ホップ段階の上限は、10万円で、交付金は事業費の2/3以内だから、15万円の事業となる。
募集期間は、5月2日〜13日の短期間だ。
やる気のある市民団体にとっては、かなり魅力的に改善されたが、許容される経費の内容 (費目) はイベント型なのが気になる。
申請・審査・プレゼン・報告・報告会もあり、事務処理能力がない団体は荷が重い。