「モントリオール議定書」条約国閣僚会議

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


地球のオゾン層を保護する、「モントリオール議定書」 の閣僚級会合が最終日となっています。


同議定書の締約国は、188ヶ国になっています。


毎年、同議定書の締約国会議が開催されており、必要に応じ改正を行って規制強化を図っています。



モントリオール議定書」 とは、正式には、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」 といい、成層圏オゾン層を破壊する原因となっている、フロン等の規制に向け、オゾン層破壊物質の削減スケジュールや、貿易の規制等を定めたもので、1987年に採択されました。


既に、地球温暖化に強い影響のある、特定フロンやハロンなどが1996年以降全廃となっています。


現在は、それの代替フロンについても、生産規制の導入に向けて各国の考えは一致しており、導入の時期や、途上国への資金援助について協議されています。


日本では、1988年に、「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律」 を制定し、1989年からオゾン層破壊物質の生産・輸出入規制等を順次進めています。


世界各地で、猛暑・豪雨など異常な気象が続いています。


地球温暖化は待ったなしです。


今こそ世界の国が一致した行動をとらなければならない。


何とか一致点を見出して、即実行してもらいたいものだ。