代替フロン回収の実態

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 です。


しまだ環境ひろばは、島田市環境基本計画」 に書いてある、地球温暖化防止活動」 の、市民の取組みを実践してきました。


 ◆ 「島田市環境フェア」 に、10年連続出展して、地球温暖化問題を取り上げて訴求してきました。

 ◆ 「しまだ環境ひろば塾」 で、家庭の省エネについて学習会・体験会を開催してきました。

 ◆ ごみの削減 (生ごみの自家堆肥化・レジ袋の廃止運動など) に取組み成果を出しました。

 ◆ 再生可能エネルギーの創出活動を展開して来ました。


世界各地で、地球温暖化に起因していると思われる、異常気象や現象 (ゲリラ豪雨・竜巻など) が起こっており、一般市民の間でも、「地球温暖化」 や 「CO2 問題」 などを知らない人はいなくなりました。


しかし、地球温暖化に重要な影響を与えている、「フロン問題」 は、一般市民にはあまり知られていません。


環境省は、12月13日、エアコンや冷蔵庫の冷媒として使っている 代替フロン」 の回収率が22%であったと報告しました。


未回収分は、使用中や廃棄時に大気に放出されている可能性が強いという。


代替フロンは、温暖化への影響度合いは、CO2 (二酸化炭素) の数百倍〜1万倍大きいと言われています。


代替フロンとは、モントリオール議定書で削減対象とされた 「特定フロン」 を代替するために開発された物質のことです。


モントリオール改正議定書が発効すれば、代替フロンの生産も規制される訳で、現在の回収状況は空恐ろしい限りである。


筆者も、エアコン製造メーカに勤務時代、フロン回収は厳しく指導してきたことを思い出します。


大気へ放出など、絶対に許してはならない。


業界を始め、関係各所への指導を強化してもらいたい。