NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。
昨日 (8月2日 火 ) は、夜半頃から突然の大雨になり、かなり長い時間続きました。
全国的に、不安定な気象で、局地的に、雷を伴った豪雨となっています。
少し前にテレビでよく、「過去に経験したことがない大雨」 という云い方で、大雨による警戒を呼び掛けているのを良く見ました。
<経験したことのない大雨 とは>
気象庁が発表する気象等に関する特別警報で用いる、”大雨について” の表現だそうです。
台風などの大雨により河川の氾濫や、土砂崩れなどの災害の恐れが強まった際、住民に一層の警戒をよびかけるために使われる表現で、「これまでに経験したことのないような大雨になる」 といった形で呼びかけました。
「数十年に一度の大雨」 とも言い、同時に 「ただちに命を守る行動をとってください」 という呼びかけも行われていました。
気象庁で、このような強い表現を使うようになったきっかけは、紀伊半島で94人が犠牲となった、2011年 (平成23) 9月の台風12号による災害です。
この時、気象庁の危機感が住民に正しく伝わらず、避難につながらなかったことが被害を拡大させました。
これを契機に、避難の必要性を強く訴える表現が用いられ、特別警報が発表されるようになったようです。
昨日は、畑に植え付けた大豆の苗のためにも一雨ほしいな、と思っていた矢先の雨でホットしたのもつかの間、余りの大雨に、今度は心配になって来てしまいました。
局地的には、バケツをひっくり返したような豪雨となっており、短時間で道路の冠水や、床上浸水が起きています。
今や、大雨や豪雨を通り越して、「恐雨」 とでも言いたいような、”恐ろしい雨” になっています。
これも、明らかに、世界的な地球温暖化がもたらしている影響であり、「温暖化ガス排出削減」 は待ったなしです。
我が国は、今、火力発電所をフル回転にして、電力の供給を必死でつなげています。
原発ゼロも、国民の悲願であり、やはり思い切った 「再生可能エネルギーの創出」 の目標を立てて、それを実現すべきではないかと思います。
それには、国民の我慢と、信念と執念が必要です。
また、何と言っても、大井川用水が豊かに流れています。
これを発電 (小水力発電) に使わない手はありません。
市民と、行政と、事業者の協働が、今、必要です。