任意の市民団体が、遭遇する問題!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


「リオ オリンピック」 も、中日を過ぎ、日本選手の活躍は見事です。


メダルを勝ち得た選手の言葉は、一様に、「練習の成果」 を上げています。


世界のトップクラスに、”フロック=たまたま” はありません。


練習 = 「準備力」 だと思います。


農業も一緒です。


怠ったツケは、必ず帰ってきます。


良い収穫を得るためには、できる準備を惜しみなくやることだと思います。


農業をやって、生計を立てている個人は、必ずこれをやっています。


個人ならできることが、グループになるとできなくなる。


誰かがやってくれるだろう、という人任せの考えが出て来ることです。


最後は、ほっとけないから、「役員クラス」 や、「言い出しっぺ」 が、やることになるわけですが、それに我慢できなくなる人が出てきます。


要するに、「なぜ自分だけがやらなければならないのか?」 という疑問です。


昨日も、イベントが終了後、そういった話になりました。


グループの中でそういう話が横行しても、信念や使命感を持っている人がいれば、継続は可能ですが、いなければ、そのボランティア団体は崩壊します。


事業を継続するならば、法人格にして、はっきり、報酬を受け取る人と、そうでない人に分けることです。


事業には、最低でも、「品質」 と 「納期」 は絶対ですから、これを守って行くには、仕事の中心は、「報酬を受け取る人」 になります。


報酬を支払うと言う事は、世の中に通用するものを作り出して、それをお金に換えなければなりません。


ここから、始めて、真剣に、「作品づくり =物づくり・サービスづくり」 が、始まって行くのです。


これは、多くの、「任意団体」 が設立後、2〜3年の間に経験する事象だと言えます。


しまだ環境ひろばが支援している、「相賀の里を良くする会」 も、この問題に、今、突き当たっています。


しまだ環境ひろばも、過去、この問題に遭遇しましたが、使命感を持った会員が数人いましたので、ボランティア集団のまま、13年持ちこたえています。