ボランティアの限界

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

去る11月19日に開催された、金谷コミュニティ委員会地域振興部会主催の、「少し稼いで地域づくり」セミナーに参加し、事業と、資金手当てと、その方法に関心を持ったことは過日の投稿で報告した通りです。

 

主催者の計らいで去る12月2日、静岡県中小企業団体中央会さんとお会いし、種々な情報提供とアドバイスを頂きました。

 

しまだ環境ひろばは既にNPO法人化していますので対象外ですが、支援を続けている「相賀の里を良くする会」は、最大関心事です。

 

単なるボランティア活動で良かった時は問題になりませんでしたが、活動が事業ともなると、最低条件として、「品質維持=出来映え」 と 「納期厳守=期限」は守らなければ事業の継続はできません。

 

基本的にボランティアは無報酬で、個人都合優先の世界です。

 

個人都合優先では、最低条件の維持もできなく、結局役員や事務局がそれを補って来て来ます。

 

その兆候が既に出てきて、これからその傾向が顕著になっていきます。

 

ボランティアの限界が見えてきました。

 

今回のアドバイスを受けて、会長も事務局も何とかしなければならない気持ちを強く持ちました。

 

要は、ボランティアと専任社員をすみ分ける、いわゆる「法人化」です。

 

会員がどう考えるかです。

 

近々、役員会(幹事会)を開いて審議することになりましたが、「相賀の里を良くする会」にとっては、大きな岐路に立ったことになります。

 

今回のアドバイスの中で、いくつかの成功事例と失敗事例を聞きましたが、企業と違って、市民によるまちづくり事業は本当に難しい。

 

役員会の結果待ちです。