ボランティア活動は限界 パート2

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

ボランティア活動は、基本的に無報酬で、怪我も弁当も自分持ち。

 

個人都合優先! 都合が良い時出動して、都合の悪い時は出動しない。

 

共通の目的や目標は一応あり、大体これくらいの出来映えで、何時頃までにという期限もあるが、個人の責任は全くない。

 

これでは世の中に通用しないので、全体最適を得られるようにつなぎ合わせているのが役員である。

 

役員は、個人都合優先者の間をつなぎ苦労しています。

 

支援をしている、「相賀の里を良くする会」では、耕作放棄地を再生したいくつかの農園の草刈りが一大仕事です。

 

これまでは、日時を決めて「一斉草刈り日」を設けて実施してきましたが、都合が中々合わず出席率はいつも半分。

 

今年度は、いくつかある農園を、3~4人のグループに割り振って、大体の期限を決めてグループに一任、グループ内も個人都合優先としました。

 

こうすれば、都合の良い時出動して活動ができ、概ね期限までにはどこもきれいになるのではないか、と期待しました。

 

結果、期限が来て、一部農園はきれいになりましたが、大部分は未着工でした。

 

要するに、一斉作業でも、個人作業でも、出動する人は決まっていました。

 

出てこない人は、結局口だけで出てこないのです。

 

ボランティアは、あてになりません。

 

やはり何か事を起こすには、一斉作業でも個人作業でも、いつも出てくる人が重要で

その人達が集まらなければ事は進まない。

 

そういう人で、団体を作り直す必要がありますが、市民によるまち起こしは、ここに難しさがあります。

 

そろそろ決断の時です。