市民環境団体と自治会の協働

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

しまだ環境ひろばは、島田市で地域を限定せず環境維持改善活動をしてきていますが、市民への浸透力には今一を感じてきました。

 

そこに行くと、自治会は、地域を限定しているので、その地域住民への浸透力は強く早い。

 

しかし自治会の主な活動は、市政の伝達が主で、市民活動団体のように、子育てとか環境とか、専門知識と手法が必要な活動には極めて弱い。

 

従って、自治会と市民活動団体が協働すれば強くなるのにな、といつも思っていました。

 

3年前に、自治会の3役入りをし、その感を益々強くしましたが、環境維持改善活動の実行はなかなかできません。

 

今日(12月14日 pm) は、年度末まであと3ケ月になり、今年度の決算をどうするか、自治会長と会計担当(筆者 副会長)で、就任以来初めてまとまった二人だけの会合を持ちました。

 

決算がうまく意思疎通できたところで、しまだ環境ひろばとしていつも考えている、「雑紙の分別」の徹底について話を切り出しました。

 

今、島田市は、「燃えるごみ」が中々減らずに困っています。

 

溶融炉で何でも燃えるので、市民のごみの分別意識は遠のき、何でも燃えるごみ袋に入れるクセがついてしまったのです。

 

生ごみは仕方ないとしても、「雑紙」くらいは分別は当たり前だ。

 

今日はいろいろと議論して、筆者の提案 「燃えるごみ袋に入れている紙類をどう分別するか」その検討会を発足することを決めました。

 

先進都市から見たら大変恥ずかしい活動であるが、そこからがスタートだ。

 

先ずは、住民の意識向上がスタートだ、という会長の意志を汲んで、近々検討会のスタートをすることに決めました。

 

学校(PTA)による集団回収も、この検討会の中で考慮することとしました。

 

分別した「雑紙」をどう処理するか(行政回収依存か集団回収か)は、その次に決めることにしました。

 

しまだ環境ひろばが考えている当問題が、漸く、スタートを切れそうです。

 

うまいこと動けば良いのだが。