今日は、藤枝市の市民が、生ごみ堆肥化の勉強に!
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日(11月11日 水 pm)は、藤枝市で農業を営む、Fさん(女性)が、筆者宅を訪ねてきました。
過日、島田市地域交流センター・歩歩路 内に拠点を構える、「市民活動センター」から、しまだ環境ひろばの掲示板を見て、藤枝市の市民が、生ごみ堆肥化について学びたいと言っているとの連絡を受けました。
即、承諾の返事と自宅の住所と電話の連絡を依頼しました。
後日、前述のFさんから電話があり、OKの回答をしその日が今日でした。
しまだ環境ひろばでは、会の設立(平成15年8月)以来、家庭に於ける生ごみの堆肥化に取り組んできました。
平成26年度には、島田市のまちづくり支援交付金の助成を受けて当時、島田市内の市民環境団体が取り組んでいた生ごみ堆肥化法を5つ選んで、実証実験も行いました。
今日は、その内からしまだ環境ひろばが、現在取り組んでいる次の2つの方式をFさんに伝授しました。
基材(腐葉土・米ヌカ・使用済み食用油を所定の量を混ぜて用意)と生ごみを同量づつ混ぜて麻袋の中に挿入し保管するだけで一ヶ月後には良質な堆肥ができる。
- さんさんBOX式生ごみ堆肥化(要領書は別紙参照)
基材(落ち葉・米ヌカ・もみ殻・壁土/赤玉土を所定の量を混ぜて用意)をさんさんBOXに半分位入れ、生ごみを混ぜて行き、9合目位まで来たら2次BOX(スタンドバック等)に移して保管するだけで2ケ月位で優良な堆肥が大量にできる。
Fさんは、どうやら筆者が取り組んでいる、「腐葉土式生ごみ堆肥化法」を気に入ったようで、資料を持って帰って行きました。
今日は、隣町の藤枝市からの訪問でしたが、非常に熱心で、鋭い質問もあり何とか長続きして成功してもらいたいものです。
生ごみの堆肥化は、口で言う程楽ではありません。
どんな方法でも、虫は必ずわき、多くの人が断念に至りますが、基本を忠実に守ればうまくできるものです。
今日のような個人学習会を、島田市民から要請があればこの上なく幸せなのだが、その兆しは今のところ全くありません。
自家製の生ごみ堆肥化の動きは、すっかりなくなってきました。
15年間、一生懸命に取り組んできましたが、淋しいかぎりです。
非常に悲しい。
Fさん、頑張ってください。