「水素社会」到来するか

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


省エネや地球温暖化防止、大気汚染防止の見地から、エコカーが注目されて購入する人が多い。


二酸化炭素(CO2)など走行中の排ガスを減らした車で、一般的には、ガソリン車やディーゼル車を除いた車を指すことが多い。


エコカーには、4種類ある。


 ■ ハイブリッド車 (HV) エンジンと電気モーターで走る

 ■ プラグインハイブリット車 (PHV) HVよりもモーターでの走行が長い。家庭で充電できる。

 ■ 電気自動車 (EV) 電気モーターのみで走る。

 ■ 燃料電池車 (FCV) 水素と酸素の反応で取り出した電気で走る。


その中でも、燃料電池車は、「究極のエコカー」 と言われています。


エンジンとガソリンタンクの代わりに、燃料電池と水素貯蔵タンクを搭載し、走行時に二酸化炭素を出さない。


電気自動車 (EV) は、充電に時間がかかるが、FCVは5分ほどで水素タンクを満タンにできる。


走行時の音も静かで加速性能も高い。


しかし、水素ステーションなどインフラ整備が最大の課題であるが、なかなか進まない。


今日 (2月26日 日) の日経新聞 朝刊 7頁コラム 「そこが知りたい」 の記事の中で、岩谷産業の野村社長が、日本全体で2016年春までの目標が100ヵ所だったが、80ヵ所、17年春時点で92ヵ所にとどまっているという。


設置のスピードが遅い。


燃料電池車の普及は、水素補給ステーションの増設に掛っている。