防災訓練に見る、自治会活動の変化

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、島田市の望かしい環境像の実現のため、環境保全を基本方針として活動している市民団体です。


活動は、2つあります。


 ■ 直接的に環境保全に取り組んで来た活動 


   ◆ 耕作放棄地を自ら再生し、市民農園化した活動

   ◆ スーパーのレジ袋を排し、マイバック持参運動を展開した。

   ◆ 手づくり味噌体験会の開催

   ◆ 生ごみの堆肥化の推進などなど


 ■ 間接的に取組んで来た活動 (いずれ環境保全に結び付く活動)


   ◆ しまだ環境ひろば塾 (市民環境教育) を、年間10回程開催

   ◆ ごみの先端都市の見学会・学習会

   ◆ 省エネ・地球温暖化防止セミナー シンポジュームの開催などなど


この14年間の活動は無駄ではなかったとは思いつつ、なかなか市民に普及・推進しないことにジレンマも感じています。


従って、市民への強い浸透力を持っている、自治会やコミュニティに、アプローチを開始しています。


「相賀の里を良くする会」 「中溝自治会」 などの、事務局や役員入りをしているのも、
環境保全活動の連携・協働が目的です。


そういう中で、環境保全とは直接関係は薄いかもしれませんが、「中溝自治会」は、防災訓練は一方ならず力を入れている中で、8月27日(日)の防災訓練に向けて今年は新しい趣向を模索しています。


   ◆ 避難場所への町民一斉避難をやめて、いざという時極めて大切な隣組の絆づくりを目的とした、「車座トーク」 をやってみようということになりました。



初年度なのでどいうことになるか分かりませんが、
組長を中心として話合いの場をつくろう、ということです。


戸惑いがないように、3つくらいのテーマも提供しました。


これこそ、日頃疎遠な隣組の絆づくり (直接的活動) に有効であると確信しています。


なかなか現状を変えない、自治会(町内会)で、良くぞ決断をしてくれたと評価しています。


何とか、2〜3年かけて定着したいものだ。


これを契機に、環境保全活動の推進を中溝自治会で、欲張らないで一つづつ着実にやって行きたいものだ