空き家の解消をしなければ、まちおこしは始まらない。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日の新聞も、昨日の新聞も、「空き家問題」 が、話題となっています。


高齢化社会が急速にやって来て、遺産相続の手続きを滞ったり、相続は受けたが放置したりして空き家が増えています。


まだ所有者が分かっていれば良いのですが、所有者不明が大変多く社会問題化(火事・崩壊・犯罪の巣など)しています。


2015年に「空き家対策特別措置法」が全面施行し、市町村が所有者に除去や修繕を指導・命令できるようになりました。


命令に従わない場合は強制執行もできるようになりました。


「相賀の里を良くする会」 は、地域の活性化を目指していますので、空き家の活用によるまちおこしは、重要な課題です。


300世帯 人口1000人の相賀地区で空き家は30軒程になっています。


従って、何とか地主と借家希望者を結び付けようといろいろと試みていますが、なかなかうまく行きません。


その理由は、


 ■ 相続人が多数存在し複雑化している。

 ■ よそ者を入居させることについての近所への気兼ね

 ■ 位牌が置きっぱなし

 ■ 貸すに当たっての修繕の費用がない。


空き家問題を片づけて行かないと、まちおこしは先に進めない。