今年の防災訓練は、「隣組の話合い」 を重点的に!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、環境保全意識を一般市民に高めるため、自治会や、地域コミュニティや、市民活動団体へ協働を働きかけています。


中溝自治会にも役員入りをして、環境保全活動の展開を模索しています。


しかし一旦自治会活動に入り込むと、環境保全活動だけとは行きません。


自治会活動は、広義の環境保全活動と割り切って、何でも積極的に取り組もうと思っています。


中溝自治会では、来る8月27日(日) の 「防災訓練」 は、これまで馴染んできた、ブロック避難場所や、広域避難場所への一斉避難訓練をやめ、隣組の話合い」 を取り入れた訓練に変更しました。


住居の耐震性が強化され、これまでの住民一斉避難訓練は通用しなくなりました。


また、島田市津波の心配はありません。


あるとしたら、大地震か、大火災か、大井川の決壊による水害です。


その場合でも、一斉避難は時代遅れになりました。


先日 (8月18日 金 夜) の組長会で、本件が提案されましたが、組長の反対は一人もなく、「隣組の話合い」 は極めて素直に受け取られ、実施が決まりました。


それだけ、これまでの一斉避難訓練は形骸化していたと言えます。


当日は、9:00 の災害発生サイレンを皮切りに、組長・情報伝達係・避難誘導係が、役目を果たした後、組長を囲んで30分位を目安に話合いを行うことになりました。


<話し合ってもらう内容は次ぐの通り>


  ■ 自宅は崩壊の心配があるか?

  ■ 広域避難場所へ避難するか?

  ■ 自宅に介助が必要な方がいるか? (名前をおさえる)

  ■ 非常食は準備しているか?

  ■ 非常持ち出しは準備しているか?

  ■ 家具の固定など安全対策はやっているか?

  ■ 家族の安否確認を話し合っているか?



今年度の防災訓練の目玉は、隣組の話合い」 です。


これを繰り返すことによって、隣組の絆」 が芽生え、いざとなった時は助け合いが普通にできるようになることを期待したい。


災害は、先ずは、「自助」 次に 「共助」 だ。 


公助に頼る前に、隣組の助け合い (共助) づくりを大事にして行きたいものです。