防災訓練は実践的に!

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


中溝自治会の3役入りをして、自治会活動に携わっています。


今日 (11月26日 日 AM) は、消火訓練 (2ブロック・5ブロック) に参加しました。


中溝自治会には、「自主防災組織」 があって、各隣組から情報連絡・避難誘導・救出救護・消火・給食給水係が選ばれて組織化し、その上に本部を置いて一大組織が出来ています。


各係には、その係りに精通した指導員が付いています。


夫々の係りは、年に何回かの訓練を実施しています。


今日の訓練もその一環ですが、なかなか実践さながらの訓練というわけにも行きません。


一斉防災訓練と言い、係り単位の訓練と言い、本当に実戦に役立つ訓練にするにはどうしたら良いものだろうか。


今年8月27日の防災訓練は、みんなが広域避難場所 (第小) への非難はやめて、いざ災害となった時の一番の拠り所となる隣組の絆を作るための、初期行動とそのあとに、「隣組会合」 を実施しました。


初めての試みであり、あまり上手くは運ばなかったがこれからも継続していく心算です。


来る12月3日の、「島田市地域防災訓練」 も、形骸化している広域避難場所 (第2小) への避難はやめて、基本的に自治会避難場所 (中溝町公会堂)) への避難訓練とし、当日は、集合場所で 「災害時のトイレ対策の講演」 を聞くことになりました。


防災訓練も、各係単位の訓練も、だんだん実戦で役に立つ訓練に変えて行かなければならない。


当面、事前準備や、災害時の初期行動の徹底を中心とした訓練にして行くことが重要と思われます。


先般の隣組会合時に実施したアンケート調査では、「避難場所への避難」 をしないことを想定している町民が約55%に達し、避難訓練は実態にあっていないことがわかりました。


現実を直視して、実践的な訓練に変えて行かねばならない。