川根地区の、「菜の花栽培計画」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「市民農園 担当」 と  「事務局」 です。


今日 (9月6日 水 夜) は、川根おもてなし人クラブ」 さんに呼ばれて、「菜の花栽培」 の講師をしました。


しまだ環境ひろばは、平成21年6月に、耕作放棄地を再生して、中溝町 コミュニティ農園」 を開設し、秋〜春は、菜の花を、夏〜秋は、大豆栽培の2毛作を開始しました。


それ以降二毛作は、4年間に渡りました。


菜の花と、大豆は、循環型社会の構成のためには絶好な素材です。


菜の花は、見て楽しむばかりではなく、菜を摘んで食べ、実を収穫して菜種油に、使い終わった廃油は回収し精製してBDF (軽油) になり、トラックや耕運機の燃料になります。


大豆も、途中で枝豆で食べ、実を収穫して、手づくり味噌になり、伝統食の継承にうってつけの素材です。


従って、づっと二毛作を続けたかったわけですが、残念ながら、大豆の収穫時期と、菜の花の種まき時期が1か月重複し、菜の花の種まきをポット播きして、手のかかる移植をしなければならない事が原因で、菜の花栽培を中断しています。


しまだ環境ひろばは、相賀地区で立ち上がった、「相賀の里を良くする会」 を支援しています。


相賀の里を良くする会は、杏子を中核とした事業を起業しようとしていますが、周りに是非 「菜の花」 を植えて、賑わいのあるまちづくりをしたいと思っています。


今回、川根地区が、菜の花栽培にトライすると聞いて、是非手助けをしたいと考えました。


相賀地区と、川根地区が、菜の花で一杯になれば、線になります。


川根おもてなし人クラブさんの思いは、桜の間に菜の花を植えて、できれば桜と菜の花のコントラストを、場合により菜の花だけでも、が強い想いであることがわかりました。


しまだ環境ひろばは、菜の花を循環型の素材にしてきましたが、川根さんが菜の花に期待しているのは景観です。


それでも是非、トライしてもらいたいものです。


成功を祈りたい。