「街灯のLED化」と「ごみの分別」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


しまだ環境ひろばは、相賀地区でまち起こしを目的に立ち上がった、「相賀の里を良くする会」 の事務局入りをして、課題である環境保全を目指しています。


また、中溝自治会の3役入りをして、環境面での活動強化について模索しています。


昨日 (12月20日 AM) は、中溝自治会 3役会」 に出席しました。


その中で2件、環境保全に関する重要な案件の話合いがありました。


1. 街灯のLED化


中溝自治会では、市の支援を受けて、必要なところから順次、LED化工事をしています。


LED化工事は、器具の取替も含むので、一基 40,000円弱かかり、負担が大きい。


しかし、照度は上がるし、何と言っても電気代が約半分になる魅力は捨てきれない。


担当3役からの相談は、今年はまだ予算はあるが、市の助成金を期待できない、どうしたものだろうか。


LED化は、地球温暖化防止や、省エネの見地から国策であり、国はもとより県・市町村や事業者・個人まで、出来る努力は惜しまないで実行することが肝要だと思う。


3役会では、予算の範囲で実行することが決まりました。


2. ごみの分別による減量化


島田市は、ごみの分別による資源化は、他の市町村と同じようにルール化して遂行されています。


しかし、一方で、約10年前に、92億円のコストをかけて、「溶融炉」 を完成し、生ごみ・雑紙・プラスチック・ビニール・剪定枝は、燃えるごみの袋に入れて回収し焼却しています。


一方燃える粗大ごみも、多少の金具がついているタンスや椅子まで焼却しています。


よって各家庭の中も、町中もゴミはありません。


便利この上ない、「溶融炉」 ですが、物凄く維持費が高いことと、燃えるごみ袋に入れれば何でも燃やしてくれる便利さに、市民が慣れてしまい分別意識をなくしてしまったことです。


市は、責めて 「雑紙」 だけでも分別してと市民にお願いしていますが、中溝自治会の集積場所を見ても雑紙の分別は極めて少ない。


雑紙の分別や、資源ごみの分別には、市の奨励金がついていますが、中溝自治会の協力度は低く、奨励金は雀の涙しかありません。


昨今、「町内会費」 の値上げなどのムードがない中で、環境保全にもなり、奨励金も受けられる、資源ごみの分別への協力は、極めて大事なことだと思う。


昨日の3役会では、具体策までは協議できなかったが、しまだ環境ひろばとして、3役入りをしている以上、これの実行は、住民の賛同を得て是非とも実行していきたい。


「町内会費の値上げ」 と 「ごみの資源化による収入増」 どちらを選択するか、絶好のチャンスが訪れた。