NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
今日 (5月18日 金 AM) は、「生活情報交換会 5月例会」 に参加しました。
今日は、「JF (漁業協同組合) の取り組みと今後 ―水産物の消費拡大を目指して―」 と題して、静岡県漁業協同組合連合会 の鈴木雄策 氏 の講演でした。
生活情報交換会は、過日、100回記念会を迎え、毎月良い話を聞いて、人生を有意義に送って行こうという前向きな高齢者の集まりです。
講演は、世界の漁獲量の話から始まりました。
■ 現在、世界の漁獲量は、ざっくり90百万トン、養殖生産量は、70百万トン 計 160百万トン
■ 世界の一人当たり供給量は、18.5kg 我が国の一人当たりは、54.3kg
我国は、一人当たりの供給量では世界を席巻していますが、だんだん減ってきているとの事。
年齢階層別に見ても、全ての階層で魚介類の摂取量が減り、肉類へ移行しているという。
さて、静岡県は遠州灘や、駿河湾に恵まれて、年間を通して 「旬の肴」 に恵まれている。
■ 1月=ブリ 2月=サバ 3月=マダイ 4月=サクラエビ 5月=カツオ
6月=シラス 7月=ウナギ 8月=イカ 9月=マアジ 10月=タチウオ
11月=キンメダイ 12月=カキ 通年=マグロ・ニジマス
※ めじとは、養魚の事だという。
※ サクラエビは、昼は深海に、夜にプランクトンを食べるために浮上、生きている時は透明、死ぬと赤くなる。
※ タチウオは、立って泳ぐ。
※ キンメダイは、空気に触れると赤くなる。
※ シラスは大きくなったらイワシになる。 イワシの種類は、マイワシ ウルメ カタクチイワシの3種
※ サケ・マスの不思議=残留型 (成長が良いものは川に止まる) と 降海型 (成長が遅いものは海に移動する) がある。
マグロは、5種= クロマグロ ミナミマグロ メバチ キハダ ビンナガ
※ 近年、太平洋のクロマグロの枯渇が危惧されている。
漁法は、� はえ縄漁 ➁ まき網漁 (一網打尽) � ひき網漁 (トローリング)
今日は、魚の事をいろいろ勉強しました。
筆者は、肉類よりも魚介類 (特に青魚) を好んで食べていますが、お蔭で特別な病気にかからないで数十年を元気で過ごしています。
これからもおかずは、魚中心で食生活を送って行きたいと思っています。
講師の鈴木さん、今日はありがとうございました。