新しい「エネルギー基本計画」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「エネルギー 担当」 と 「事務局」 です。


昨日 (5月29日 火 夜) の、フジテレビ系 プライムニュースで、「エネルギー基本計画」 をテーマにした討論を興味深く視聴しました。


経済産業省が、新しい「エネルギー基本計画」 をまとめました。


内容は、


 ■ 基本的には、2014年に作った現行計画の、2030年目標を引き継ぎ、その課題を明確にしたものです。


 ■ すなわち、原子力発電は、「重要ベースロード電源」 という位置づけは変えない。


 ■ 再生可能エネルギーは、「主力電源」 を目指すとしました。


 ■ 2030年時点の電源ベストミックスを、原子力発電 20〜22% 再エネ 22〜24% とする現行目標を据え置きました。


原子力発電への、国民のアレルギーは強く、電源構成 20%に到達するとはとても思えない。


従って、再エネへの期待は更に強まる見通しである。


静岡県には、「農業水利施設を活用した小水力等利用推進協議会」 があり、数年前から地道な活動が進められています。


協議会は、発電所建設の主体にはならない組織だが、協議会を上げてどこか (民間・団体) を後押しして、モデルケースを築いても良い。


島田市は、小水力発電候補地がいくつもある。


先ずは、小さなマイクロ水力発電で、手を上げたいものだ。