市民活動の「高齢化」「後継難」「会員減少」

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (8月2日 木 PM) は、農林課主催 「平成30年度 島田市地産地消推進連絡会」 に出席しました。


地元の農産物・加工品等を地元で消費する 「地産地消」 活動は、国や県の農業施策の重点課題に位置付けれれており、島田市に於いても農業祭や学校給食での地場産品の利用を通じて推進を図っていますので、それらの情報交換や連絡がこの会の目的です。


席上で、地産地消活動を行っている、生産者 (生産・販売・加工) や、消費者代表から自己紹介を含めて昨今の活動報告がありましたが、どこも一様に、「高齢化」 「後継難」 「会員減少」 を嘆いた発言が多く、改めて課題の大きさを感じました。


「高齢化」 「後継難」 は、もう何年も前から報告されていますが、本当に深刻な問題になってきました。


殆ど手が打たれなく今日に至っていますが、少しずつ市民団体が消えています。


働き盛りの若い人を呼び込むのは困難ですが、会社をリターヤーした60歳代を呼び込むことは可能であると思う。


要は、市民活動に、やりがいと魅力をつけることだと思う。


必ずしも、報酬 (お金) ばかりではないと思う。


このままでは、自発的な市民活動はどんどん衰退し、なくなってしまいそうです。


世の中に必要とされる社会的事業の内、民間が手を出さない事業を除いては行政が担当していますが、今、行政サービスは肥大化しています。


一旦始めた高サービスを元に戻すのは極めて難しい。


肥大化した高サービスは恐らく維持できなくなり、近い将来破綻する時代がやってくると思われます。


そのためには、市民活動を健全なものにして置く必要があります。


今、市民活動に目覚めて専念している有志は、お金ではなく、やりがいに飢えているのです。


そこに気が付いている人は殆どいません。


現在の市民活動は、余りにもやりがいがありません。


どうしたものでしょうか。