「令和2年度島田市地産地消推進連絡会」に出席して

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今日(7月13日 月 pm)は、島田市農業振興課主催の「令和2年度島田市地産地消推進連絡会」に出席しました。

 

本会は、地元の生産者や朝市等販売者への支援、学校給食への利用など地産地消の推進が目的で、生産者・販売者・消費者・農協・行政の関係者が集まり、状況報告や情報交換を行うものです。

 

今日の議題は、

 

 (1)令和2年度地産地消イベントについて

 (2)地産地消マップ(これまでの朝市マップ)について

 (3)情報交換(出席グループ)活動状況報告

 (4)地元農産物販売支援事業について

 

今日は情報交換に多くの時間が割かれ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で売り上げが大きく減少していることと、会員減・高齢化・後継難で事業の継続が危ないこと、2つに絞られました。

 

しまだ環境ひろばからは、以下の2つを提起しました。

 

(1)しまだ環境ひろばは、島田市環境基本計画書に書いた市民の取組みを実行して今年で17年目を迎えています。今日の本題の地産地消分野では、次の3事業を展開し貢献しているが、やはり会員減・高齢化・後継難が最大の悩みを訴えました。

 

   ① 耕作放棄地を再生・活用し、市民農園・梅林・果樹園を運営

   ② 「市民手づくり味噌づくり」10年目、100名のリピータができた。

   ③ 相賀の里の会を支援し、手づくり味噌・杏子の郷づくりを実施中。

 

(2)そして、行政との連携・協働不足を強く訴えました。

 

グランドゴルフやゲートボールへの参加者はいっぱいいるのに、なぜこうした真面目なボランティア活動への参加者が少ないのか。それは、

 

   ① 人材を見つける努力が足りない。

   ➁ 人材を育成していく努力が足りない。

   ③ 貢献に報いる仕組みがない。

 

これを解決してゆく手段は、小さなことで良いから市民を集めて、企画から実行までPDCAをやり、市民にやりがい・達成感・満足感を与える。

 

地道だがこれが、人材を見つけ、育てることに繋がっていく。

 

この努力が最近稀薄になっている。

 

なんとか、行政と協働してこれを進めたいものだ。

 

急げば回れ!