廃プラ根絶に向けた新しい動き

NPO法人 しまだ環境ひろば 「広報 担当」 と 「事務局」 です。


日経新聞朝刊 2頁のコラム欄に、「廃プラ根絶物語」 が連載されています。


今日 (10月5日 (金) ) は、「研究者からの警告」 でした。


プラスチックの利用分野が広がり、その微粒子が海洋を漂い、いずれは人間の体内に帰ってくるという話。


記事は、プラスチック製品を商品に利用している流通業者や、廃プラスチック根絶に向けた生産者や、海で分解するプラスチックの実用化技術の確立に挑む研究者たちの動向を紹介しています。


しまだ環境ひろばでは、燃えるごみの減量化を市民に訴え、実行を促して来ました。


明日の、島田市 くらし・消費・環境展 2018」 でも、燃えるごみ袋に入っている、生ごみと雑紙の分別による減量化を訴えますが、プラスチック・ビニール類も大問題です。


島田市は、プラスチック・ビニールを燃えるごみに入れさせて、溶融炉で焼却しています。


昨今、製品に使われている、プラスチックとビニールの量は並大抵ではありません。


重量はともかく、体積比では、燃えるごみ袋に入っているごみの量を100%とした時、プラ・ビニール類は50%に達しているのではないか。


焼却してしまえば、海洋汚染の心配はないが、ごみ回収車の量はかなり増えていると思われます。


ごみ処理の先端都市では、プラ・ビニール類の分別・回収は当たり前です。


島田市でも、プラ・ビニールは燃料代わりになるので燃えるごみと一緒に焼却していますが、根本的に考えなおす時期に来ているのではないかと思う。