「生活情報交換会 12月例会」へ出席

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。


今日 (12月22日 土 AM) は、 「生活情報交換会 12月例会」 に参加しました。


生活情報交換会は、某企業をリタイヤ―した有志数名が、これからの人生を有意義に送ろうと、良い話を聴いたり、関連施設を見学したりする会を発足させたのが始まりです。


努めて参加するようにしています。


今年1月に、100回記念講演を開催し、今日で早や112回目となりました。


会員も数十名となり、今日も39名の出席でした。


今日のテーマは、 『 アンネの日記 ・ アンネが見たアウシュビッツの地獄』 でした。


講師は、名古屋大学非常勤講師  大西 隆信 氏 でした。


大西さんは今、世界では、第二次世界大戦前を思い起こさせる ”自国第一主義” が横行し、極めて憂慮される状況になってきていると、話し始めました。。


大西さんは、現在のオランダやポーランドを実際に訪ねて、まだ残されている当時の施設を確認し、アンネの日記」 に書かれている戦争の悲劇と悲惨さを強く訴えられました。


アウシュビッツ収容所や、ベルゲンベンゼン収容所の、過酷な重労働や、毒ガス室の実態を、これでもかこれでもか、と説明をされました。


今思うと、何んでドイツ国民が、あそこまで洗脳され、掻き立てられてしまったのか信じられませんし、日本国民も同じように洗脳されていたことは間違いなかったと思います。


今日は、もうすぐ新年を迎えるこの時期に、改めて戦争の愚かさや悲惨さを思い起こされ、そういう意味ではこの時期にこの話を聞いて、新年を迎えることができることを良かったと思います。


今また、自国第一主義やポピリズムが台頭してきている現状を憂い、二度とこのような悲惨な戦争を起こさせてはならない思いを、今日の講演を聞いて改めて強く感じました。


大西さんに感謝したいと思います。


今日はありがとうございました。