戦争の停止は「ロシア国民」しかできない。

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

今、世界の3大ニュースは、戦争と、新型コロナと、インフレでしょう。

 

ロシアのウクライナへの軍事進攻は、プーチン大統領という異常な世界観を持つ人物によって、世界の常識が脅かされています。

 

主権国家に一方的に侵攻して、奪った土地を勝手に自国の領土に併合し、子供たちの教育も、国民が毎日使う通貨も変えようとしています。

 

こんな理不尽な行為が現実に起こっており、国連では、ロシア一国の反対で否決され、どうにもならない状態に陥っています。

 

これを阻止するためには、ロシア国民の目覚めしかないのですが、プーチン大統領への支持率は落ちて来たとは言え70数パーセントの高い支持率を保っています。

 

戦前の我が国が軍部に洗脳されてバカげた戦争に突入して行った構図とそっくりですが、人間はそうした環境に置かれるとそうなってしまうのだろうか。

 

10月5日の日経新聞朝刊に、「他人の家に押し入った強盗犯が、相手から想定外の反撃にあい、持っていた刃物を取り出して、これ以上近づいたら刺すぞと大声を上げる」今のロシアの立場をたとえて言うとこうなる。

 

追い詰められた強盗犯に残る選択技は、持っている刃物で相手を刺して自らも破滅を招くか、仲間よって刃物を取り捨てられるか、自分の意思で放り捨てるかの3つである。としています。

 

あの日経新聞の表現とはとても思えないが、ロシアを「強盗犯」に例えて置かれている立場を表現していますが、如何に理不尽なことを無理やりやっているかが分かる。

 

この戦争を終わらせることが出来るのは、ロシア国民しかないのだが、心ある国民は逮捕されているか、国外脱出している。

 

先日、筆者の元会社のOB会がコロナで延期され、代わりに近況報告を取ったところ、「毎日ロシアで腹を立て、アメリカで活躍する大谷翔平で癒されているというメッセージを見て、本当にロシアのニュースは体に悪い。

 

ましてや、核兵器を使用など論外だが、可能性はゼロではないと聞かされると背筋が寒くなる。

 

戦争を止められるのは「ロシア国民」しかいないが、世界には、プーチンの暴挙に引導を渡せる人物は本当にいないのか。