新年は、小さくても光るテーマに挑戦

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

お正月も長い連休が終わり、今日からどこも一斉に仕事始めだ。

 

テレビでは、官庁や会社や団体の長が、新年を迎えて訓示をしていますが、一様に、先行きが非常に読めない難しい時代に直面していることを強調しています。

 

今日(1月6日 月)の日経新聞朝刊 5頁コラム「経営の視点 パリ協定 日本の脱炭素化」の記事が掲載され、興味深く読みました。

 

記事は、2020年が始まった。脱炭素化の圧力は一段と強まり、台風や地震など自然災害に強いエネルギーのあり方が問われるだろう。

 

再生可能エネルギーを最大限取り入れながら、災害に強く、経済的で競争力のある、日本ならでのシステムはどうあるべきか。20年はこれを探る年になる。としています。

 

そして、3つの変革を強調しています。

 

 ■ 需要サイドで需給を調整する送配電システムへの転換

 ■ 水素に代表される、既存インフラをいかす燃料転換

 ■ 付加価値を高めるデータの活用

 

既存の技術やインフラに、新しい技術やエネルギーを加えたり、組み合わせたりして、新しいシステムを作り上げる。

 

記事は、この分野は、日本の得意とするところであり、優位を生かせるはずだと結んでいます。

 

石炭火力に頼る日本に対する風当たりは強い。

 

今の延長線上では何も変わらない。

 

記事が強調する所の発想の大転換が必要だ。

 

しまだ環境ひろばは、「相賀の里を良くする会」や「大井川の水と恵みを考える会」や「中溝自治会」などと連携・協働して、市民レベルの小さな環境維持改善活動に取り組んでいます。

 

新年度から、先進地域なら既に取り組んでいる、「雑紙の分別促進検討会」を立ち上げます。

 

環境課題は、前述の国・世界レベルのこともあるが、地域の小さな脱炭素化の活動もあります。

 

しまだ環境ひろばは、小さくても光るテーマに新年も取り組んで行きます。

 

よろしくお願い致します。