昨夜9:38、「国際宇宙ステーション」 金星の横を通過
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
昨日(1月20日 夜)、国際宇宙ステーション (ISS) が、きれいに晴れ渡った西南西の夜空に、金星がきらめく直ぐ横を、彗星のごとく、すごい速さで過ぎ去った。
夜9時38分 たった4分間のドラマでした。
ものすごくきれいで、感動の一瞬でした。
そのあと、夜10時、BSテレビ東京の番組、「プラス10 ノーベル賞 吉野氏生出演」を見ました。
番組の中で、吉野氏は、化学の世界は30年周期で変革しているとし、次の周期は2025年から始まると予言していました。
化学と言ってもいろいろあるが、例えばエネルギー分野では、再エネ100%の時代が到来、その中は、「発電」・「送電」と、自分が研究している、「蓄電」 があるが、発電分野では、バイオが注目されて、CO₂を2~3倍喰ってくれる植物などが発見されるのではないか。
そうすれば世の中は大きく変わる。
アナウンサーの、「次の金の卵は何ですか?」の問いに対して、
吉野氏は、大きく課題を捉えて、それが中長期的にどういうようになっていくか、どのように期待されているかを想定し、分かっていない所を一つひとつ実験で解明して、卵を見つけて行くことになるという。
若い時に学んだ、「考古学」 に例えて、遺跡や遺物のある所は大体わかっていて、見逃しのないように、幅と長さを決めて慎重に掘り進み、少しづつ拡大してゆく。
化学の世界も、遺跡の発掘手法と似ているという。
遺物を掘り当てなければならない。
なるほどな、と思いますが、それは気が遠くなるほどの努力と根気がいる話だ。
今、石炭火力発電が問題になっています。
日本への風当たりも日増しに強くなっています。
CO₂を2~3倍吸収してくれる植物(バイオ)が発見されれば凄い。
昨日の吉野氏の発言で、バイオに取り組んでいる科(化)学者は、奮い立ったのではないか。
地球温暖化は、目の前に差し迫った人類の危機だ。
ここに人類の持てる力を結集する時が来た。
科(化)学者のみなさんには、大変だが頑張ってもらいたい。