危機管理のあり方

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

新型コロナウイルスによる感染拡大は、危機管理のあり方に諸々の教訓を与えています。

 

 ■ 対策は、小さく出してじわじわ広げて行くよりも、大きく広げて次第に絞って行く方が良さそうだ。

 

 ■ 対策は、遅すぎるよりも、早すぎたと言われるくらいの方が良さそうだ。

 

 ■ 敵を知るには、マクロ・ミクロ両方の情報分析が非常に必要なことが分かった。

 

 ■ そのためには、プライバシーの制約も、部分的に必要なことが分かった。

 

 ■ 働き方も大きく変化働き方改革しそうだ。

 

 今回ほど、国の対応力に大きな差が出たことはないが、国民の危機感の差準備力の差が出たと思う。

 

我国が、ある面では大きく遅れている分野も分かった。

 

今日(4月20日 月)、日経新聞朝刊 1面に、ノーベル生理学・医学賞を受賞された、京都大学iPS細胞研究所「山中 伸弥教授」さんが、薬の開発競争に勝つよりもデータを早く公開し、他と協力した研究者を評価する仕組みを作るべきだ。そうしないとパンデミック(世界的な大流行)に立ち向かえない、と訴えています。

 

今回のコロナウイルスが終息後には、世の中は相当変わったものになるのではないかと期待したい。