NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
災害などボランティアも、NPOも、参加をするきっかけは意外と単純だと思います。
※NPOは、一般的には非営利活動団体を指すが、ここでは市民活動に限定。
■ 災害などボランティア (災害・福祉・教育などへ出動)への参加動機
◆ 現場に駆けつけて、苦痛や苦労を共有化したい。助けたい。
◆ 以前お世話になった恩返し。
◆ 世の中への貢献。自分はこれくらいしかできない。せめてこれくらいの応援は。
■ NPO(ここでは市民ボランティア)への参加動機 (主に高齢者に限定)
◆ もう会社勤めはいやだ。でも世の中には貢献したい。
◆ 会社勤めはいやだが、培った技術を使って世の中に少し貢献したい。
◆ 頭を使うより、健康的な力仕事をしたい。
◆ 遊んでいてもしょうがない。勿体ない。時間つぶし。
ボランティア活動に参加する動機は人により千差万別ですが、一旦そこに入ってしまうと意外と抜けられない。
やめる人は直ぐやめてしまうが、長くいる人の方が実は多い。
人は、何かに拠り所を求めるようだ。
特別居心地が良いわけでもないが、過去の経歴や実力を披歴したり、詮索する人は殆どいないし、役員にならない限り責任や出来映えを問われることもない。
会社と違って気楽なのだ。
問題は、ボランティアなど考えたこともない人たちの存在です。
世の中には、そういう人たちがいっぱいいるのです。
■ 世の中をお金で考える人
■ 損か得かで考える人
■ 報酬が出なければ人は動かない、動くはずがない、と思っている人
この人たちをボランティア活動に引っ張りこむことは、これまでの経験から先ず無理だと思う。
また、自己都合が優先されるボランティア活動では、まともな仕事(品質・納期を守る)はできるわけがないと思っている人がいる。
これは、これまでの経験からその通りで、不足する点は自分が被る覚悟が無ければNPOの運営はできないことは確かです。
殆どのNPOは、実は役員クラスでもっているのです。
NPOが作ったものだから、品質が悪い、納期は守らなくても良いは、世の中には通らないし許されません。そんな甘いものではない。
さて一般的に、前述したように、ボランティア活動への参加動機は意外と単純ですので、先ずは一回、呼び込むことだろう。
小さなテーマ(現場でも座学でも良い)を設定して、自由に話合うことも良い。
そこで人材を見つけ、だんだん育成していくことです。
先ずは人を見つけ、それから育成していく、そこの努力をこれまで怠ってきました。
急がば回れ! トライしてみよう。
会社と同じ様に、定款(規定)があり、そこに書かれた事業の範囲であれば、会員なら誰でも提案をして、認められれば何でもできる仕組みになっています。
NPO法人には、会員に経費や報酬の支払いは認められていますし、利益を上げて留保するとか、他の事業に投資することもNPO法で認められています。
従って、やりがいに不満を持っている方とか、何かやってみたい方には向いているかも知れない。
ただ、会が持っている資金を食いつぶすだけの計画はお呼びではありません。
先ずは、ボランティア活動を覗いてみよう! 待っています。