連携・協働を求めての贈り物
NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。
しまだ環境ひろばは、環境に関わる問題を地域から捉えて、望ましい環境像の実現を目指す市民活動団体です。
市民環境塾や伝統食の体験会などを開催し、広域から参加者を集め、活動の浸透を求めていますが中々難しい。
そのために、他の市民活動団体を始め、自治会(町内会)や企業や行政との連携・協働を求めています。
住民への浸透力が強いのは、何と言っても自治会(町内会)です。
従って、自治会の3役入りもして、問題解決を模索しています。
自治会の3役入りをして気が付きましたが、自治会は、環境課題など専門的な施策を企画立案して、それを実行して行くことは非常に弱い。
お祭りやイベントの開催で余力はなく、新しい活動には手を出したがらない。
自治会との連携・協働は急いでもできない。気長にやるしかない。
3役入りをすると、自治会の仕事は何でも回ってきます。
筆者は、会計の仕事も兼務で3.5年もやっていますが、連携・協働でものにしたのが、「自治会会計システム」です。
世の中に会計システムはいくらでもありますが、現実の自治会にマッチングするシステムは中々ありませんでした。
そんな中で、連携を求めて、毎月良い先生を招聘して有意義な話を聞く「生活情報交換会」という市民団体に入会しました。
会員の中に、自治会の会長や副会長・会計をやっている人がいて、時々自治会運営について情報交換をやる中で、某自治会が新しい会計システムを開発中という話題になりました。
中身を聞いたところ、筆者が所属する島田市中溝町自治会の会計に殆ど修正なしに使えることが分かり、とんとん拍子で話が進み、無償で提供を受けることになり今日に至っています。
それまでは、手とパソコン半々の会計処理でしたが、直接パソコンへ入手金をインプットすると、入出金伝票が出てきて、元帳・勘定元帳・決算書等々が自動で出来上がる完璧なシステムでした。
自治会の会計システムは、重すぎない、軽すぎない、しかし、おろそかには出来ないという非常に微妙な要求を、本システムは兼ね揃えていて誠に素晴らしい。
今日(8月31日)は、8月決算の日ですが、月末の入出金を締め切って記帳すれば、自動的に8月決算が終わっているという優れもの。
勿論、今日が仮に年度末でも同じ。
他の市民団体との連携・協働を求めた贈り物ですが、「生活情報交換会」の会長と、「某自治会」の会長のTさん・会計担当のEさんには、感謝!感謝である。
積極的に出て行かなければ贈り物もない。
本当にありがとうございました。