自治会活動と、市民活動団体の協働の模索

NPO法人 しまだ環境ひろば 「事務局」 です。

 

一昨日(1月27日 水)と昨日(28日 木)の両日、地元中溝自治会の「組長会」開催されました。

 

コロナ禍、感染防止には最大限の配慮をしての開催でした。

 

 ■ 6ブロック69組を1~3ブロックと4~6ブロックの2組に分けて2日間実施

 ■ 入口では、検温と名簿記入

 ■ 全員マスク掛け

 ■ 公会堂館内は、入り口を開け、換気扇をかけ、長椅子に二人掛け、座席は全員学校形式の前向きなどなど

 

議題は、消防団礼金の集金結果の報告、令和3年度予算委員会編成と日程報告、稲荷神社祭典の対応連絡など自治会内の活動報告が中心でしたが、追加で次の通り多くの市役所からの連絡・報告が伝達されました。

 

 

 ■ 市内一斉川ざらいを4月11日(日)で準備を進める。

 ■ 市民に対する、新型コロナウイルス感染防止策の実行と注意喚起

 ■ 自治会の情報通信機器整備補助金交付事業の紹介と、設置完了の報告

 ■ 同報無線の聞きずらさ対策について:島田市防災メール配信の利用促進

 ■ 家具の転倒防止のお知らせ:65歳以上高齢者住宅への無料支援の連絡など

 

自治会は、行政からの情報伝達という機能を担っています。

 

行政の市民への情報伝達の手段は多岐にわたっていますが、自治会の伝達組織は、長い伝統の中でその効力(スピード・正確性)は抜群です。

 

市役所は非常に大事にしています。

 

<市役所の、自治会伝達を除く情報伝達媒体>

 

 ■ 広報しまだ(毎月15日発行) 紙媒体

 ■ 島田市公式ホームページ

 ■ 島田市防災メール

 ■ SNSでLINE配信   などなど

 

しまだ環境ひろばを始め、多くの市民活動団体が、市を横断する活動を活発に展開しても、市民への情報伝達は、とても自治会(町内会)組織にはかないません。

 

羨ましい限りです。

 

そのために、市民活動団体の役員の多くは、自治会(町内会)の執行部も兼ね乍ら、協働を模索していますが中々うまく行きません。

 

自治会は特定地区の市民団体です。市民活動団体は専門分野(環境・教育・防災などなど)を持って、広い地域で活動をしています。

 

自治会を「縦糸」、市民活動団体を「横糸」と例えれば、「縦糸」と「横糸」が協力・協働し合えばいろいろな事ができるのにうまく行かない。

 

橋渡しは行政がすべきだがそれもない。

 

市民活動で成果を上げるにはそれが一番だが、もったいない話だ。

 

ごみの減量問題など、協働のうってつけの課題なのだが。